60間際でのベトナムでの子育て奮闘
ベトナムの朝は早い、夜も早い
1歳児と5歳児の男の子
夜は7時前後には部屋は真っ暗。7時前にも電気消される事がある。
朝は当然早い、平日は5時週末は4時半
平日
5:00~5:30 | 起床 |
~5:45 | 朝ごはん準備 |
~6:30 | 子供と散歩 |
6:30 | 妻起床、子供を預けて出社 |
6:30~7:00 | 妻と子供朝ごはん |
7:00 | 妻出社、子供は幼稚園 |
17:30 | 退社こどものお迎え |
18:00~18:30 | 晩ご飯準備して子供に食べさせ |
18:30~20:00 | 掃除、シャワーして洗濯、そして一緒に遊ぶ。妻の帰宅 |
20:00~20:30 | 絵本読み聞かせで子供は就寝 |
休日
4:00~5:00 | 起床 |
5:00~8:00 | 子供と散歩でカフェテラスで朝食 |
8:30~9:30 | 妻起床、子供と遊ぶ。その間に掃除洗濯 |
9:30~12:00 | キッズルームに連れて行き、一緒に遊ぶ |
12:00~13:00 | 近所でランチ |
13:00~14:30 | 妻と子供はお昼寝。晩ご飯の買い出しと晩ご飯の準備、束の間の自分の時間 |
14:30~17:00 | 子供とプールか近所で遊ぶ |
17:00~18:00 | 晩ご飯 |
18:30~19:30 | すでに子供はうとうと、シャワー浴びさせて就寝 |
ベトナムでは年中30度を超えているために、各マンションにはプール、キッズルームとジムががついている。また、食事も家で作るより外で食べた方が安い。衛生面には問題が多いからとりあえず、作って食べさせる。
子供は外でも中でも大騒ぎ、大声出してはしゃぎまくっている。日本でこの状態だと苦情もの。マンションに住んでいる外国人からは管理事務所にクレーム言ってるらしいが、子供が騒ぐのは誰も止めない国柄。
とにかく自由、礼儀など無縁。これは大人もだけど
自分の2人の子供だけならいいが、週末になると妻の妹が更に甥っ子姪っ子を連れてくる。9歳,7歳,5歳,1歳児の4人の子供の相手をするのは正直しんどい。甥っ子姪っ子はベトナム語しかわからないし、英語で注意しても理解はできない。自分の息子達に英語で伝えてベトナム語に翻訳してもらうしかない。親が言っても言う事を聞かない甥っ子姪っ子に私が何を言っても無駄。出したおもちゃを5歳と1歳の息子達が片付けしてるから、息子達がまともに見ててしまう。
自分のポリシーとしては、「人が嫌がること、人に迷惑を掛けることをしなければ、自由にして良い」で子供と接している。
おもちゃを出したら片付けるは、おもちゃで他の人が怪我することがあるから片付けようねとか。本を沢山読めば色々な事がわかるから、友達が嫌な気持ちにならないためにどうすれば良いかわかるよねとか。病気をすると友達に移して、友達も気分悪くなるから病気しないように、たくさん遊んで、たくさん食べて、たくさん寝ようねとか。
言って聞かせて、行動で見せる
ただし、妻の母祖母妹甥っ子姪っ子がみんな大声だから、みんなが嫌な思いするから少し声を小さくしようねだけは直らない。そこらの拡声器よりも大きい
話はそれるが、
この国では一定の収入がある親を持つ子供は伸び伸び自由に育ってると思う。
世襲制での貧富の差が大きな国なので、生まれながら何不自由なく過ごしてる金持ちの大人になっても一族の力で自由を謳歌している、どうしようもないボンボンもいれば、食べるのもままならず、教育もそこそこに、昼や夜に物を売っているストリートチルドレンも沢山いる。
この国は、どこで生まれたかによって、一生がほぼ決まってしまう。
一握りの特殊な才能を持たない限り、スタート時点から這い上がるのは難しい。
自分の場合は親に育児放棄され、這い上がるために色々な事をしてきた。頑張れば、何とかなる日本で育ってよかったと思う。多分この国だと這い上がれなかったと思う。